2022/12/02

口臭について

口臭とは

長崎県諫早市の歯医者  「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です

口臭とは、口から出る息のにおいで、他の人にとって不快に感じられるもののことです。

主に、舌や歯にくっついている舌苔やプラークの中にいる細菌が、お口の中の食べかすや、古くなって剥がれた粘膜のタンパク質を分解して出すガスです。

口臭は自分自身では慣れてしまってわからない場合が多く(嗅覚の順応)、周りから指摘されて気づく場合や、周りの人の仕草から自分に口臭があると思

い込んでいる場合があります。

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口臭の種類

口臭は大きく分けて「生理的口臭」と「病的口臭」の2つに分類されます。

「生理的口臭」は朝起きた時や空腹時、疲労時、緊張して口が渇いたときに感じる口臭、女性における生理時の口臭、加齢による老人性口臭などが挙げられます。

一方、全身の健康状態や生活習慣とも関連しているものもあり、歯周病などのお口の病気や、糖尿病などの全身の病気などによって起こる口臭は「病的口臭」と呼ばれています。

朝起きた時の口臭が気になる理由

起床時に口の中がネバネバして不快に感じることがあると思います。これは寝ている間に唾液の分泌が減り、細菌が増殖するためで、「モーニングブレス」と呼ばれています。

歯周病や糖尿病などが原因の「病的口臭」も一日のうちに変化がありますが、原因となる病気を治療しないままでは口臭の生じる時間が多くなります。生理的口臭でも、起床時や空腹時などに口臭がきつくなることがあります。

唾液と口臭の関係

一般的に口臭は、食事やブラッシングの後、時間の経過にしたがって強くなり、食後に減少します。食品にもよりますが、食事をすると咀嚼や舌の動きにより唾液が出て、その自浄作用によって口臭が減少します。ただし、食べかすが残ったままブラッシングを行わなかった場合、口臭が強くなってしまいます。

口臭の治療法

口臭の治療は、まず検査を受けて原因を明らかにしましょう。病気が原因の場合は、その病気の治療によって改善するでしょう。

また病的口臭でも生理的口臭でも、お口の中をきれいにして、口臭を発生する細菌を減らすことが治療になります。正しいブラッシングに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを使用した歯と歯の間の清掃、舌磨きを行うことが、口臭の軽減には効果的です。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることも効果的な方法でしょう。また入れ歯を使用している方は、入れ歯の洗浄をかかりつけの歯科医院に行ってしてもらいましょう。

また、薬用成分が含まれている洗口剤を補助的に使うことで効果が出ることがあります。

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