2022/12/06

インプラントと入れ歯の違い

 

長崎県諫早市の歯医者 『諫早ふじた歯科・矯正歯科』の理事長の藤田です。今日は基本的なことですが、インプラント治療と入れ歯治療に関してお知らせします。

 

■インプラントと入れ歯の違いについて

 

インプラントは、入れ歯と比較されることが多いです。どちらも失った歯を補う治療法であり、実にたくさんの点で違いが見られるからです。今回はそんなインプラントと入れ歯の違いをかんたんに解説します。

 

▼着脱式と固定式の違い

 

インプラントと入れ歯には、装着様式に違いがあります。インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯である上部構造を固定します。セメントやスクリューなどでしっかり固定されることから、装置がズレたり外れたりすることはまずありません。一方、入れ歯は着脱式の装置なので、インプラントよりも安定性に劣ります。

 

◎上部構造の固定様式

 

実は、インプラントでも上部構造の固定様式には2つの種類があります。1つは一般的な被せ物と同様、専用の接着剤でしっかりと固定するタイプです。このタイプが最も安定性が高いのですが、上部構造やアバットメントにトラブルが生じた際、修理しにくいというデメリットを伴います。もう1つは「スクリュー固定」と呼ばれるタイプで、上部構造をネジで固定します。上部構造やアバットメントが故障した際には、専用のドライバーでネジを外すことで、容易に修理できます。

 

▼見た目の違い

 

インプラントの構造は天然歯にそっくりですが、入れ歯は金属製の留め具であるクラスプや歯茎を覆う義歯床などが付随しており、見た目の違和感が大きいです。当然ですがインプラントの方が審美的に優れています。

 

◎インプラントの構造と見た目

 

インプラントは、人工歯根・アバットメント・人工歯(=上部構造)が一体となった装置です。外から見る限り、天然歯と見間違える人が大半といえます。もちろん、歯茎の状態や埋入したインプラントの本数、上部構造の設計や材料によっては目立ちやすくなることもありますが、天然歯列と調和させるのに優れた装置といえます。

 

▼噛み心地の違い

 

「歯根」が存在しているインプラントは、天然歯のように硬い物でもしっかり噛めます。その結果、顎の骨に適度な刺激が加わり、顎骨の吸収を抑制できます。入れ歯には歯根が存在していないので、硬い物や粘着性の高い物を食べると、装置がズレたり、破損したりします。歯を失った部分には刺激が加わらないことから、顎の骨が経年的に痩せていきます。

 

▼保険適用の違い

 

入れ歯は保険が適用されますが、インプラントは原則として自費診療となります。そのため、インプラントでは費用負担が大きくなる点に注意しなければなりません。その他、インプラントには外科手術が必須となるというデメリットもあります。

 

◎生涯医療費の抑制にはつながる?

 

インプラントに保険は適用されませんが、装置としての寿命は比較的長いといえます。保険診療の入れ歯は4~5年、ブリッジは7~8年が寿命といわれていますが、インプラントには5〜10年保証が付いています(5年は標準でついており、10年はオプションです)。もちろん、5~10年間の保証が付いているからといって必ず10年持つというわけではありませんが、適切なセルフケアを継続し、メンテナンスを定期的に受けていれば、10年使い続けることも難しくはありません。当院ではインプラント治療を開始して25年経過しておりますが、そのまま25年経過された方が多いです。また続々と10年以上良好に使い続けている方が増えております。世界では、過去には40年以上使い続けた例もあることから、入れ歯やブリッジのような再治療が必要になる可能性もかなり低くなるといえます。その結果として、生涯にかかる医療費の抑制につながるといえるのです。

 

▼まとめ

 

このように、インプラントと入れ歯には実にたくさんの違いがあります。そのほとんどはインプラントに優位点となっていますが、デメリットもある点にもご注意ください。そんなインプラントと入れ歯で迷われている方は、お気軽に『諫早ふじた歯科・矯正歯科』までご相談ください。まずはカウンセリングいたします。

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