2022/12/16

歯科訪問診療ってなに?

 

諫早ふじた歯科矯正歯科の歯科医師の一瀬です。

 

諫早ふじた歯科矯正歯科では毎週訪問診療に伺っています。

今回は歯科訪問診療について、簡単なQ&Aで紹介致します。

 

Q1 どんな人が対象になるのか?

歯医者さんにご自身で通院が困難なすべての方が対象となります。

 

 

 

Q2 どんなことするの?

 

訪問歯科診療の目的は2つあります。

1つは口の中の衛生状態を改善すること、もう1つはことです。

 ①衛生状態改善

体のを自由に動かせない方や寝たきりの患者さんを中心

に口腔ケア(クリーニング)・リハビリテーションを行います。

もし歩行困難になったり、寝たきりの状態になると自分自身での

セルフケア(日々のブラッシング) がしっかりできなくなります。

お口の中を手入れしていないと口腔内のフレイル(虚弱)が進みます。

そこで訪問歯科診療による口腔ケアと、リハビリテーション

が実施されれば、それを食い止めることができます。

 ②「食べられる口」「噛める口」を取り戻す

通常の歯治療のように虫歯を削ったり歯を抜いたり、入れ歯を作ったりもします。

特に歯がない部分の治療は「噛み合わせ」 を再構築するうえで非常に重要です。

高齢者の中には入れ歯をしないで 歯がないまま食事をする人もい

ますが、それではご飯をおいしく咀嚼してうまく飲み込むことはでき

ません。 噛む (咀嚼) と飲み込む (嚥下) は連動しているため、 噛むこ

とができないと飲み込むこともできなくなるのです。 歯の本数が少な

くて十分に噛めないと、 丸呑みする可能性が高くなり、 胃の負担も大

きくなります。 唾液量が減少し、むせやすくなると誤嚥のリスクも高

くなり、窒息誤嚥性肺炎になる危険性が増します。 それだけに歯の

本数を増やす治療や入れ歯の調整は大切です。 きちんと噛めることが、

誤嚥も含めたさまざまなリスクを減らすことにつながるのです。

 

 

 

Q4 どんなときに依頼するの?

 

口の中のトラブルは、本人が「痛い」「噛みにくい」などと

訴えなければ、 なかなか気づきにくいものです。 しかし、寝たきりの高齢者の

ほとんどが口のトラブルを抱えているといっても過言ではありません

周りにいる人が気づいてあげることが大切です。

多くの場合、家族が最初に気づくのは口臭です。 介護している高齢者の

口臭がひどいようなら、口の中に何らかのトラブルが発生してい

る可能性があります。

口臭の主な原因は、口の中に繁殖した細菌や食べかすなどの汚れに

よるものです。 生臭いにおいや膿のような臭いがしたら、 むし歯や歯周病が

進んでいる可能性があります。 本人を説得して、 すぐにでも訪歯科診療を

受けるようにしましょう。

また、その他にも以下のような症状があったら、歯科医に相談しましょう。

 

身体に麻痺などの運動障害がある

口臭が強い

歯肉からよく血が出る

歯がグラグラして、抜けてしまった

入れ歯が黒ずんできた

・食べるときや話をするとき、入れ歯が外れやすい

食事のときに、むせやすくなった

食が細くなり、好きなものも食べなくなった

食事に時間がかかるようになった

濃い味を好むようになった

よく熱を出すようになった

風邪を引きやすく、治りにくい

言葉が出にくく、会話が少なくった

表情が乏しく、外出しなくなった

認知症のような症状が現れてきた

糖尿病がある

 

Q5 口腔ケアをせずにいるとどうなるの?

 

誤嚥性肺炎のリスクが大きく上がってしまいます。 また、口腔内を始め、

細菌数が増加することでお口から全身にも細菌がまわってしまうことになります。

さらに、歯の欠損の放置や入れ歯を装着しない状態が続くと、

「口」としての機能を果たさなくなってしまいます。 口腔機能の低下の始まりです。

具体例としては、 「むせやすくなった」 「飲み込みにくくなった」

「味がよくわからなくなってきた」「口が乾きやすい」

「お肉が噛めない」「口内炎ができやすくなった」などが挙げられます。

これはつまり、お口の不衛生から始まり、食欲・免疫力の低下、そして

「食べる」という機能にまで制限が出てきてしまうという恐ろしい連

鎖がそこにはあるのです。

 

超高齢社会の日本では、歯科訪問診療は必須であり、今後もその必要性は

高まっていくと考えられます。この記事に触れて気になった方はお気軽に

諫早ふじた歯科矯正歯科にお問い合わせください!!

諫早 ふじた歯科 訪問 訪問歯科 高齢者 口腔ケア 誤嚥性肺炎 口腔フレイル 口臭 自宅で歯科治療