こんにちは。 長崎県 諫早市 多良見町の歯医者
諫早ふじた歯科・矯正歯科の野田です。
子供の仕上げ磨き いつまで?
先日、患者様より「子供の仕上げ磨きはいつまで続ければいいの?」と質問を受けましたのでお話していきたいと思います。
結論から申しますと、一般的に乳歯が生え始めてから永久歯が生え揃うまで続けることを推奨しています。
永久歯は6歳頃~12歳くらいにかけて順番に生えてきます。
乳歯から永久歯に生え変わる時期は、グラグラした乳歯があったり、生えたての永久歯があったり、
完全に生えた永久歯があったりなど、歯の大きさがばらばらでとても歯磨きしにくい時期です。
そのため、しっかりと歯磨きができていないと、生えてきた永久歯がむし歯になってしまうリスクがとても高くなります。
仕上げ磨きのポイント
0~2歳頃
ガーゼや歯ブラシを口の中に入れることに慣れてもらいましょう。
上の前歯を磨くときは上唇小帯と呼ばれるスジがあり、
ここに歯ブラシが当たると痛いので、指で優しくガードして磨いてみましょう。
3~5歳頃
絵本などを活用して歯磨きの大切さを理解してもらいましょう。
奥歯が生えてくるので、磨き残しがないよう、丁寧に磨いてあげましょう。
6~9歳頃
乳歯の奥歯の後から新しい永久歯(6歳臼歯)が生えてきます。
むし歯になりやすいので、お子さんが自分で歯磨きしたあとに、親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。
9~12歳頃
基本的にお子さんが自分で磨き、親御さんが届きにくいところをチェックして、最後に仕上げ磨きをしてあげましょう。
また、歯の染め出し液を使ってどこに磨き残しがあるのかお子さんにも見せてあげると歯磨きの上達につながります。
お子さんが嫌がらないようなら、もっと大きくなってからでも、
歯の裏側や奥歯など、歯ブラシの届きにくいところをチェックしてあげると安心かもしれません。
仕上げ磨きのタイミング
理想は毎食後、おやつの後ですが、幼稚園や小学校などに行っている間は仕上げ磨きをすることが難しいため、
実際には、もっともむし歯のリスクが高まる夜には必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。
眠いときは歯磨きを嫌がることがあるので、機嫌よく歯磨きするには、食後すぐなど眠くないタイミングを選びましょう。
小児歯科、詳しい磨き方など、スタッフにお気軽にご相談ください。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科