2023/03/03

歯の磨き方

こんにちは。諫早市多良見町にある諫早ふじた歯科・矯正歯科です。

今回は歯の磨き方について説明させていただきます。

お口の中には300~400種類の細菌が存在し、よく歯を磨く人のお口の中の細菌の数は1000~2000億個存在すると言われており、ほとんど磨かない人のお口の中の細菌の数は1兆個にもなると言われています。歯磨きをしない方は歯垢や歯石ができます。これをプラークと言い、プラークをそのまま放置しておくと虫歯や歯周病の原因になります。プラークは水に溶けにくいためうがいだけでは簡単に取り除くことができません。虫歯や歯周病にならない為に正しい歯の磨き方を覚えましょう。

諫早ふじた歯科 歯医者

歯磨きをする際の注意点

①歯ブラシの毛先を歯の面にあてるようにして磨く。

②歯と歯ぐきの境目は歯ブラシの角度を45度ぐらいに傾け、毛先が歯と歯ぐきの間に入るように磨く。

③前歯の裏は歯ブラシを縦にもって隅々まで磨く。

④磨くときは力を入れすぎないように気を付け、軽く磨く。

⑤歯ブラシを動かすときはだいたい5mm~10mmの間隔で小刻みに動かすようにして磨く。

⑥歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間は磨き残しが多いのでしっかりと磨く。

この6つに注意して歯を磨くようにしましょう。また、1回目は歯ブラシに何もつけずに歯を磨いて、2回目に歯磨き粉を付けて磨くとより効果的です。

 

歯を磨く時間はご飯を食べてから少なくとも30分後に歯磨きをしましょう。また、毎食後に3分間の歯磨きが推奨されています。

 

歯みがき粉の量は年齢によって異なります。

0~2歳:1~3mm程度

3~5歳:5mm程度

6~14歳:1cm程度

大人:2cm程度 が目安になります。

諫早ふじた歯科 歯ブラシ

また、歯ブラシで磨くだけではなくフロスや歯間ブラシ、POICウォーターなども使用するとより効果的で虫歯や歯周病になりにくい健康な歯になります。

諫早ふじた歯科・矯正歯科で使用しているフロスは2種類あります。

一つ目は持ち手のついてあるフロスです。このフロスはゆっくりと横にスライドさせながら歯ぐきまですべりこませ、上下左右に動かしながら歯面をこすります。抜くときもゆっくりと横にスライドさせながら抜いてください。

二つ目は糸のみのフロスです。このフロスは40cmぐらいに切り取り両手の指に巻き付けて使います。使い方は横ゆっくりとスライドさせながら使います。

健康なお口にも2~3mm程度の歯肉溝があり、歯垢がたまりやすいためフロスなどを使って取り除きましょう。

歯間ブラシはゆっくりと歯間に挿入し、ブラシを細かく前後に動かします。歯間が狭くて入りにくい場合は無理に差し込まないように注意しましょう。

POICウォーターは純粋と塩を電気分解して作られているためうがいをするだけでお口の中の細菌をある程度取り除くことができます。

ぜひ気になった方は気軽にそうだんしてください。

正しい歯の磨き方を覚え、虫歯のない健康な歯を保ちましょう。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科