2023/06/27

歯医者のクリーニングにかかる時間

■歯医者のクリーニングにかかる時間はどのくらい?

 

長崎県諫早市の歯医者  「諫早ふじた歯科・矯正歯科」理事長の藤田です

 

昨今、歯の美容への関心が年々高まっています。そもそも歯というのは、顔の審美性を左右するという点において、お肌や髪と同じくらい、場合によって以上に重要なパーツといえるので、こうした時代の流れは自然なことといえます。ヘアケアやスキンケアをするのと同じように、歯のケア・クリーニングをする時代がやってきたのでしょう。今回はそんな歯医者のクリーニングにかかる時間に焦点を当てて、詳しく解説します。

 

▼保険のクリーニングにかかる時間

 

保険診療のクリーニングは、定期検診の一環として行われるため、歯の清掃そのものにはそれほど多くの時間が割かれません。歯のクリーニング自体は、10~15分程度で終わることでしょう。定期検診ではその他、虫歯や歯周病の診査やブラッシング指導、ケースによってはフッ素塗布などを行います。ですから、クリーニングを含めた定期検診全体としては、30~45分程度かかります。

 

▼自費のクリーニングにかかる時間

 

自費診療のクリーニングでは、歯の清掃だけにかなりの時間を割くことができます。クリーニングの内容によっても大きく変わりますが、一般的には30~60分程度の時間を割くことが多いです。歯の清掃だけにこれだけの時間を使えるのですから、施術によって得られる効果も相応に大きくなります。そのため、時間をかけてじっくり歯をきれいにしたい方には、是非とも自費診療のクリーニングを受けていただきたいです。

 

▼クリーニングの時間が長いと痛くならない?

 

自費診療では長ければ1時間ほどかけて歯をお掃除するため、歯や歯茎に大きな負担がかからないか心配になってしまう方もいらっしゃるようです。確かに、虫歯治療や歯周病治療を1時間受けるとなると、心身にかかる負担はそれなりに大きくなります。歯を削られたり、型取りを行ったりするのは疲れますからね。その点、クリーニングはあくまで歯のお掃除なので、施術時間が長くなるからといって痛みが生じやすくなることはありません。歯茎のマッサージ効果がある処置は、むしろ気持ちが良いと感じることでしょう。

 

▼セルフケアにはどのくらいの時間をかければいい?

 

歯科医院で受けるプロフェッショナルケアは、1回あたり30~60分を1~3ヶ月ごとに受ければ良いですが、セルフケアは毎日しっかり行う必要があります。とくに歯磨きに関しては毎食後行うようにしましょう。それはちょっとした間食も例外ではありません。1回あたりのブラッシングは3~5分程度で構いませんが、1日1回は10分くらいかけてしっかり磨くとプラークフリーな状態を維持しやすくなります。

 

▼重要なのは歯磨きの「時間」ではなく「質」?

 

日本人が歯磨きにかける時間は比較的短く、1回あたり1分という方も珍しくありません。朝は出かける準備などもあり、時間がないのもわかりますが1分では汚れを十分に落とすことは不可能といえます。ただ、歯磨きというのはとにかく長い時間をかければ良いというものでもなく、どちらかという“質”の方が重要といえます。ですから、歯磨きの質を高めるためにも定期的に検診やメンテナンスを受けて、質の高いブラッシング方を身に付けることが何よりも大切といえるのです。

 

▼まとめ

 

このように、歯医者のクリーニングは保険診療と自費診療で施術時間が変わってきます。当然ですが、クリーニングに多くの時間が使えるのは自費診療です。ちなみに、診療時間自体は保険と自費で大きな違いはありません。上述したように、保険の場合は定期検診の一環としてクリーニングを実施するからです。いずれにせよ歯医者のクリーニングに興味のある方は、お気軽に諫早ふじた歯科・矯正歯科までご連絡ください。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科