こんにちは 長崎県 諫早市 諫早ふじた歯科・矯正歯科です。
みなさんは「神経をとって、根っこの治療をしていきましょうね」と歯医者さんから言われたことはありませんか?
今回は根の治療=根管治療についてお話ししていきます。
根管治療とは
根管は歯の根の中の神経の治療をいいます。
虫歯が重度になってしまい、虫歯が歯の神経まで達してしまうと何もしなくても痛みが出てきます。そうなった場合に根管治療が必要になります。
治療の流れとして、まず歯の神経を取り除き、根管内を清掃し、消毒します。その後、根管内にお薬を詰め、虫歯でなくなった部分の土台を作り、最終的には被せ物をします。
また根管内は非常に複雑な作りになっています。根管内には曲がりくねった形状や分岐があり、さらに歯の根の先端には細かい枝が広がっています。そのため、根管内の治療は時間と通院回数がかかってくるのです。
根管治療の通院回数
根管治療では、根管内の清掃を何度も繰り返し行います。そうすることで根管内の細菌が除去され、綺麗になります。
根管治療はほとんどの場合3~4回程度の治療回数が必要です。これは最小限の回数で、痛みが長引く場合はもっと治療回数が必要になってきます。
そして最終的な被せ物を作る際も3回程かかります。しっかり噛める状態になるまで平均で6~7回かかってきます。
治療をやめてしまったら、、、
神経を取り除くと、それまで感じていた強い痛みがなくなります。その時点で根管治療を途中でやめると、根っこに残っている細菌により感染が進行し、症状が悪化することがあります。
また、根管内の清掃や消毒が不十分なまま放置されるため、再感染のリスクも高まります。
さらに、歯の構造が弱くなり、折れたり欠けたりする可能性もあります。根管治療は、歯を保存するために行われる治療であり、途中でやめると歯を失う可能性が高まります。
予防