2023/12/02

矯正治療での抜歯、その判断基準とは?

美しい歯並びは自信を持つための重要な要素の一つですが、時には矯正治療において歯を抜く必要があります。

今回は、なぜ矯正治療で抜歯が必要な場合があるのか、その判断基準について話していきたいと思います。

1. 矯正治療の目的とは?

矯正治療の目的は、美しい歯並びにするのはもちろん、嚙み合わせの改善や口腔機能の正常化も目的の1つです。

悪い歯並びの原因はスペースがないことによるものが大半です。歯を動かして理想的な位置に並べるためには、場合によってはスペースを確保する必要が出てきます。

2. なぜ抜歯が必要なのか?

ガタガタの歯並びや八重歯などの場合、他の歯と調和の取れた歯並びを作るためにはスペースを作る必要があります。

抜歯は、このスペースを確保する手段の一つであり、歯を適切な位置に配置するために必要不可欠になってくる場合があります

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3. 抜歯が必要なケース

  • ガタガタの歯並び、八重歯:歯が非常にがたついていたり、他の歯と重なり合って生えているような場合、そのまま矯正を始めたとしても他の歯と引っかかることにより歯が理想通りに動かないため抜歯を検討する必要があります。八重歯もこれにあたります。
  • 上顎前突(出っ歯): ガタつきがなかったとしても、上顎前突(いわゆる出っ歯)の場合は手前寄りの奥歯を抜いて、前歯を全体的に後ろに下げることで出っ歯を改善していく必要が出てきます。
  • 顔のバランス:顔の形やバランスを考慮し、全体的な美しさや正しい噛み合わせを追求する場合にも抜歯が必要であることがあります。

4. 抜歯のデメリットとメリット

  • リスク: 抜歯を行うことで永久歯の数が減ります。また抜歯後の感染によるドライソケットのリスクがあります。
  • メリット: 正しい位置に歯を配置することで、美しい歯並びや咬合の改善が期待できます。また、歯並びが整うことで汚れが溜まりにくくなるとともに歯磨きがしやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクも大幅に下がります。

5.結論

矯正治療での抜歯が必要かどうかはケースバイケースです。事前に抜歯が必要だとわかりきっているケースで無理に歯を残して矯正治療を行うと、歯肉退縮や知覚過敏が起きたり、出っ歯になってしまったりと歯を抜く以上のデメリットが生じてきます。だからと言って全ての歯並びが抜歯が必要というわけではありません。事前に抜歯が必要かどうか信頼できる先生に予め判断してもらいましょう。

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