2023/12/05

虫歯を放置することのデメリット

■虫歯を放置するとどのようなデメリットがあるのか?

 

こんにちは、諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。今回は、虫歯を放置した場合にどのようなデメリットがあるのかを解説します。虫歯は、早期発見・早期治療が大切ですが、放置するとどんな問題が起こるのでしょうか?

 

▼虫歯の放置で

 

◎痛みが増す

虫歯が痛い

 

 

 

 

 

 

 

虫歯が進行すると、歯の神経に近づくため痛みが増すことがあります。初期段階では無痛・微痛で済むことが多いですが、放置することで激しい痛みに発展し、日常生活に支障をきたすことがあります。

 

◎歯の構造が壊れる

 

虫歯が進行すると、歯の表面だけでなく内部まで侵食され、歯の構造が壊れることがあります。重度の虫歯になると、歯が折れる・割れるなどのリスクが高まり、場合によっては歯を失うこともあります。

 

◎根管治療が必要になる

 

虫歯が歯の神経まで到達すると、神経を取り除く根管治療が必要になります。根管治療は、時間と費用がかかる上に、完治率が100%ではないため、可能な限り避けたいものです。

 

◎咬み合わせの悪化

 

歯の構造が壊れたり、歯を失ったりすると、咬み合わせが悪化します。咬み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛めなくなり、消化器官への負担が増すだけでなく、顎関節症や頭痛などの原因にもなります。

 

◎口臭の悪化

虫歯が進行すると、口の中の細菌が増え、口臭が悪化することがあります。口臭は、人間関係に悪影響を与えるだけでなく、自分自身の精神的ストレスにもなります。

 

◎治療費の増加

虫歯を放置すると、治療が複雑になり、治療費が増加します。初期の虫歯であれば、比較的簡単な治療で済むことが多いですが、進行すると根管治療やインプラント治療など、費用が高くなる治療が必要になることがあります。

 

◎治療の長期化

 

虫歯を放置すると、治療期間が長くなることがあります。初期段階であれば、短期間で治療が終わることが多いですが、進行すると治療が長引くことがあり、通院の手間やストレスが増えます。

 

▼虫歯は放置せずにすぐ治療を

 

このように、虫歯を放置することはデメリットしかありません。仕事が忙しくて歯医者さんに行けない、歯を削るのが怖くて治療を先延ばしにしている、などの理由で虫歯を放置している人は、今からでも遅くはありませんので、歯医者さんに電話をしましょう。多忙な方でもちょっとしたすき間に1時間程度割くことは不可能ではないはずです。歯医者さんが怖いという方も、放置した方がつらい思いをすることが多くなります。そうしたことも踏まえて、虫歯は早期治療に努めるようにしてください。

 

▼まとめ

 

このコラムでは、虫歯を放置するデメリットを解説しました。虫歯は早期発見・早期治療が重要ですので、定期的な歯科検診を受けることをお勧めします。また、日常生活でのセルフケアも大切ですので、適切なブラッシングやフロスを行い、口腔環境を整えてください。諫早ふじた歯科・矯正歯科では、患者さんの口腔健康を守るために、最善の治療を提供してまいります。

 

歯の健康は、全身の健康にも密接に関連しています。虫歯を放置せず、早めに対処することで、痛みや不快感を最小限に抑え、健康な口腔環境を維持することができます。諫早ふじた歯科・矯正歯科では、患者さんが笑顔で過ごせるよう、最善の治療を提供してまいります。これからも、地域の皆様の口腔健康をサポートするために、諫早ふじた歯科・矯正歯科は努力を続けてまいります。どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科