2024/01/02

インビザラインとワイヤー矯正の違い

インビザラインとワイヤー矯正の違いを諫早市の歯科が解説

こんにちは、諫早ふじた歯科・矯正歯科です。今回はマウスピース矯正の代名詞ともいえるインビザラインとワイヤー矯正について解説します。大人になってからの歯列矯正では、この2つのどちらかを選ぶことになるため、それぞれどのような特徴があるのか知りたいことかと思います。

インビザラインの特徴とメリット・デメリット

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まずは、インビザラインについてお話ししましょう。インビザラインは、透明なプラスチック製のアライナーを使用して、歯を段階的に動かす矯正方法です。このアライナーは3Dコンピュータ技術を使用して、患者さんの歯にぴったり合うように設計されます。

◎インビザラインのメリット

 

それでは、インビザラインのメリットについて見てみましょう。

 

見た目:インビザラインの最大のメリットの一つは、装置が目立たないことです。透明なアライナーは、話しているときや笑っているときにもほとんど見えません。

 

取り外し可能:インビザラインのアライナーは、食事やブラッシングの際に取り外すことができます。これにより、食事の選択肢に制限がなく、口腔衛生を維持することが容易になります。

 

快適さ:ワイヤー矯正と比べ、インビザラインは歯や歯茎に痛みを引き起こす可能性が低いです。

◎インビザラインのデメリット

 

しかし、全ての矯正方法にはデメリットもあります。インビザラインのデメリットについて見てみましょう。

 

結果の予測:インビザラインの結果は、矯正の経過を予測するための3Dイメージング技術に大いに依存しています。しかし、これは必ずしも100%正確ではありません。当初予定していた歯の移動が起こらず、追加のアライナーが必要となることも珍しくありません。

 

装置の管理:インビザラインのアライナーは、自分で管理する必要があります。1日20~22時間の装着と、1~2週間に1回の交換を適切に進めていかなければ歯は動きません。

 

適応範囲:インビザラインの適応範囲は、ワイヤー矯正ほど広くはありません。歯並びの状態によっては、ワイヤー矯正が第一選択となります。

 

▼ワイヤー矯正の特徴とメリット・デメリット

 

次に、ワイヤー矯正について説明しましょう。ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを使用して歯を動かす従来の方法です。これには金属とセラミック(プラスチック)の2種類があり、それぞれに異なるメリットとデメリットを持っています。

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◎ワイヤー矯正のメリット

 

ワイヤー矯正のメリットとしては、以下の点が挙げられます。

効率性:一般的に、ワイヤー矯正はインビザラインよりも効率よく歯を動かせます。これは特に重度の歯列不正に対して有効です。

精密さ:ワイヤー矯正は、歯の動きをより正確にコントロールすることができます。

適応範囲:ワイヤー矯正はほとんどの歯並びに適応できます。

◎ワイヤー矯正のデメリット

 

一方、ワイヤー矯正のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

 

見た目:金属のブラケットとワイヤーは非常に目立ちます。これは自己意識を高め、自信を減らす可能性があります。

 

口腔衛生:ワイヤーとブラケットは食べ物を引っかけやすく、ブラッシングとフロッシングを困難にします。

 

▼インビザラインとワイヤー矯正の違いは?

 

では、インビザラインとワイヤー矯正の主な違いは何でしょうか?それは主に見た目、取り扱いの容易さ、そして適応範囲です。インビザラインは見た目が良く、取り扱いが容易で、快適ですが、適応症が比較的狭いため、ワイヤー矯正でなければ治せない歯並びもあります。最終的にインビザラインとワイヤー矯正のどちらを選ぶべきなのかは、患者さんのライフスタイル、予算、そして矯正の目的に大きく依存します。私たち諫早ふじた歯科・矯正歯科では、患者さん一人ひとりのニーズに合わせて最適な矯正治療プランを提供しています。

 

▼まとめ

 

今回は、インビザラインとワイヤー矯正の特徴、メリット・デメリット、そして違いについて解説しました。他にも歯列矯正に関して疑問があればいつでも当院までご相談ください。当院は、インビザラインとワイヤー矯正の両方に対応している歯医者さんです。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科