2024/01/09

親知らずの抜歯後の痛み

■親知らずの抜歯後の痛みについて

 

親知らずの抜歯は、多くの人にとって避けられない治療の一つです。しかし、抜歯後には、どの程度の痛みがあるのか、どれくらい続くのか、そして痛みがなくならない場合の原因や対処法について、患者さんが知りたいことが多いでしょう。今回は、そんな疑問に諫早ふじた歯科・矯正歯科がお答えします。

 

▼抜歯後の痛みの程度

 

親知らずの抜歯後に感じる痛みは、個人差があります。痛みの程度は、抜歯が簡単に行われたかどうか、歯の状態や位置、抜歯方法などによって異なります。しかし、一般的には、抜歯直後から数日間、腫れや痛みが続きます。そうした症状は、抜歯から2~3日でピークを迎え、その後は軽くなっていきます。

諫早ふじた歯科・矯正歯科 親知らず

 

▼痛みの継続期間

 

親知らずの抜歯後の痛みは、通常、抜歯直後から数日間続きます。多くの場合、2~3日程度で痛みが緩和されていくことが一般的です。しかし、個人差があり、痛みの継続期間が長くなることもあります。とくに親知らずの抜歯処置に時間がかかったり、骨を削るような処置を伴ったりした場合は、痛みの継続時間も長くなりがちです。

 

▼痛みがなくならない原因

 

抜歯後、痛みが続く場合、以下の原因が考えられます。

 

ドライソケット: 抜歯後の骨が露出し、炎症を引き起こすことがあります。この場合、痛みが強く、通常の痛み止めが効かないことがあります。

 

感染: 抜歯部位に細菌が入り、感染が起こることがあります。感染が疑われる場合は、腫れや痛みが悪化し、発熱や抜歯部位からの悪臭が伴うことがあります。

 

神経損傷: 抜歯時に周囲の神経が損傷されることがあります。この場合、痛みが持続し、しびれや感覚異常が伴うことがあります。

 

抜歯部位の炎症: 抜歯部位が適切に治癒しない場合、炎症が引き起こされることがあります。炎症が続くと、痛みや腫れが長期間持続することがあります。

 

▼抜歯後の痛みの対処法

 

抜歯後の痛みに対処する方法は以下の通りです。

 

痛み止め: 抜歯後の痛みには、痛み止めが処方されることが一般的です。歯科医師の指示に従って、適切なタイミングで痛み止めを服用してください。

 

冷却: 抜歯部位の腫れや痛みを緩和するため、濡れたタオルやアイスパックを使って冷却することが効果的です。ただし、冷却時間を長くしすぎると、神経や組織に悪影響を与えることがあるため、適度な時間に留めてください。

 

口腔衛生: 抜歯後、抜歯部位に細菌が入らないよう、口腔衛生をしっかりと行ってください。歯磨きやうがいは、抜歯部位を避けるように注意しながら行ってください。

 

休息: 抜歯後は、十分な休息を取ることが重要です。激しい運動や重労働は避け、痛みや腫れが治まるまで安静に過ごしてください。

 

抜歯後の痛みが長期間続く場合、または症状が悪化する場合は、速やかに歯科医師に相談してください。早期の対処が、痛みの緩和や合併症の予防に繋がります。

 

▼まとめ

 

親知らずの抜歯後の痛みは、個人差がありますが、一般的には数日間続くものです。痛みがなくならない場合の原因や対処法を理解し、適切なケアを行うことが大切です。諫早ふじた歯科・矯正歯科では、抜歯後のアフターケアにも力を入れており、患者さんが安心して治療を受けられるよう心がけております。親知らずの抜歯が怖い、不安という方はぜひ当院までご相談ください。親知らずの抜歯の経験豊富な歯科医師が治療を担当いたします。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科