2024/02/23

年齢別口腔内トラブル

年齢別の口腔内(歯)のトラブル

こんにちは。長崎県諫早市の歯医者   「諫早ふじた歯科・矯正歯科」です。

今回は思春期までの年齢によって異なるお口のトラブルについてお話しします。

乳児期

生後6ヶ月から乳歯が生え始めます。乳歯は虫歯になりやすいので、食事の後にしっかりケアしてあげる事が大切です。

離乳食を食べた後は湿らせたガーゼで汚れを落として、歯が生えてきたら少しずつ歯ブラシを口に入れる感覚と歯みがきの習慣を身につけていきましょう。

虫歯菌の感染予防のために糖分の少ないおやつをあげる、大人が使った食器、お箸の共有は避けるようにしましょう。

幼児期

自分で歯をみがく習慣を身につけたい時期です。

初めのうちは食後に子ども用の歯ブラシを持たせて口の中に入れることから始めます。

おやつや食事の後は歯をみがく習慣を身につけて行きましょう。

歯磨きの際は口の中全体をまんべんなく磨けるように、歯ブラシがきちんと当たっているかよく見てあげましょう。

お子さんが磨いた後に保護者の方が仕上げみがきをしてあげてください。

まだ自分で上手に磨ける年齢ではないので磨き残しをできるだけ無くして虫歯を予防しましょう。

学童期

乳歯と永久歯の生え替わりの時期です。

乳歯と永久歯が混在していておりデコボコしていたりしてみがきにくく虫歯、歯肉炎になりやすいので注意が必要です。

平均して6歳頃に乳歯の奥歯の後ろから第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてきます。食事をするためにも重要な歯になります。ただし生えてくるスピードが非常にゆっくりなので、見えにくく生えてることに気づきにくいです。また、1番奥に生えるので歯ブラシが届きにくくて歯垢が残りやすくとてもむし歯になりやすいです。虫歯を予防するためには6歳臼歯が完全に生えるまでは仕上げ磨きをしてあげてください。6歳臼歯を歯磨きをするときは歯ブラシを横からつっこむようにして磨くようにしましょう。

他にもフッ素塗布や、噛み合わせの溝をプラステックの材料で埋める処置(シーラント)があります。

思春期

永久歯も生えそろい、親御様の手を離れ自分でお口の管理をしていく時期です。

学校や部活動などで忙しくなり歯磨きもおろそかになりやすくなります。生活リズムや食事時間も不規則になり間食も増えてきます。

この時期には親離れも始まり仕上げ磨きやチェックも行われなくなります。そのため虫歯などがトラブルを放置されやすいのです。

思春期はホルモンバランスの乱れにより歯茎に炎症が起きやすい時期です。永久歯は一生使うものですので、お子さんが自分でお口の管理ができるよう歯磨きやフロスの習慣や定期検診を怠らないようにしましょう。

 

一般的に言われてる年齢別のトラブルをまとめました。お口の健康を守るためには小さな頃からケアしていく事が大切です。お子様の成長に合わせたケアが必要になりますのでお気軽にご相談ください。

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

諫早ふじた歯科・矯正歯科