2024/02/27

セラミック治療のメリットとデメリット

■セラミック治療のメリットとデメリット – 銀歯による治療との比較

 

こんにちは、諫早ふじた歯科・矯正歯科の藤田です。

今回は、セラミック治療のメリットとデメリットについて、保険の銀歯による治療と比較しながらお話しします。セラミック治療は、セラミック素材を用いた歯科治療のことで、美しい仕上がりが特徴です。一方、銀歯による治療は、金属素材を用いた歯科治療で、保険適用が受けられる点がメリットとなります。

諫早ふじた歯科・矯正歯科 

セラミック治療のメリット

 

◎審美性

 

セラミックは自然な色合いを持ち、歯の形状や色調に合わせて調整が可能です。そのため、セラミック治療後も自然な見た目が実現されます。

 

◎金属アレルギーのリスク低減

 

金属アレルギーが心配な方にも安心です。セラミックは金属アレルギーを引き起こさない素材であるため、アレルギーのリスクが低減されます。

 

◎低い熱伝導性

 

セラミックは金属よりも熱伝導性が低く、温度変化による歯の敏感さを軽減できます。

 

セラミック治療のデメリット

 

◎保険適用外

 

セラミック治療は保険適用外の治療であるため、自己負担が多くなります。

 

◎手間がかかる

 

セラミック治療は、技術や時間がかかるため、治療期間が長くなることがあります。

 

◎割れることがある

 

セラミックは、強い衝撃を受けると割れる場合があります。それはセラミック製のお皿を想像していただけるとわかりやすいです。本来はとても丈夫な素材で、ひびが入るようなこともほとんどないのですが、極端に強い力がかかると割れてしまいます。

 

銀歯による治療のメリット

 

◎保険適用

 

銀歯による治療は保険適用が受けられるため、自己負担が抑えられます。

 

◎強度

 

金属素材は強度が高く、噛む力に耐えることができます。歯ぎしりや食いしばりなどの悪習癖があったとしても、銀歯なら持ちこたえることでしょう。ただし、そうしたブラキシズムは歯根や顎の骨、噛み合う歯にまで深刻な悪影響をもたらすことから、できるだけ早期に改善するのが望ましいです。

 

銀歯による治療のデメリット

 

◎審美性の低さ

 

銀歯は金属色であり、目立ちやすく、見た目が悪くなることがありますます。

 

◎金属アレルギーのリスク

 

金属アレルギーを持つ方には不適合な場合があります。金属アレルギーが心配な方は、セラミック治療を検討することが望ましいです。

 

◎熱伝導性

 

金属は熱伝導性が高いため、冷たいものや熱いものを食べる際に歯が敏感になることがあります。

 

どちらの治療が向いているか

 

セラミック治療は、見た目を重視し、金属アレルギーや歯の敏感さが気になる方に向いています。一方、銀歯による治療は、保険適用を重視し、費用を抑えたい方や強度が必要な場合に適しています。

 

最終的にどちらの治療を選ぶかは、患者さんのニーズや状況によります。当院では、患者さん一人ひとりのご要望やライフスタイルに合わせた治療を提案いたします。まずは、ご相談ください。歯科治療で後悔しないためにも、治療法の選択は慎重に行いましょう。

 

まとめ

 

セラミック治療と銀歯による治療は、それぞれメリットとデメリットがあります。セラミック治療は、審美性や金属アレルギーのリスク低減が魅力ですが、保険適用外で費用が高くなることがデメリットです。一方、銀歯による治療は、保険適用で費用を抑えられる点がメリットですが、見た目や金属アレルギーのリスクがデメリットとなります。

 

どちらの治療が自分に合っているかは、患者さんのニーズや状況によります。諫早ふじた歯科・矯正歯科では、患者さんに最適な治療を提案することを心掛けております。お気軽にご相談ください。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科