2024/03/29

虫歯の発見方法

諫早ふじた歯科・矯正歯科の仲間です。

 

むし歯を見つけるのには以下の方法があります

1.視診

 一番初めにお口の中を見て虫歯がないか見つけます。虫歯のできやすい場所は決まっています。奥歯であれば溝が深くなっているところ(咬合面にできるむし歯)。歯と歯の間(隣接面にできるむし歯)。歯と歯茎の境目(歯頚部のむし歯)

大きく穴が開いたり、黒くなっているとすぐに分かりますが、初期むし歯や歯と歯の間にできたむし歯は見ただけでは気づきづらいこともあります。

諫早 ふじた歯科 むし歯

 

2.透照診

 透照診は前歯の歯と歯の間のむし歯を調べるのに有効です。健全なエナメル質や象牙質は半透明なので、ある程度光を透過する性質があります。しかし、むし歯になっていると健全な歯の構造が壊れてしまうため、光透過性が無くなって薄暗くみえます。詰め物(コンポジットレジン)が入っている場合も黒っぽくみえるので注意が必要です。その場合はレントゲンによる検査が大事になってきます。また、透照診は歯の亀裂の発見も可能です。

 

3.ダイアグノデント

光を使ってむし歯があるか調べる方法です。レーザー光は、測定しにくい噛むところの溝(咬合面)や歯と歯の間(隣接面)のむし歯を調べます。むし歯に含まれる代謝産物(ポルフィリン)である蛍光反射を読み取り、数値化します。レントゲン写真とは異なり、放射線被ばくもなく、簡単に行える検査です。

0〜15は健全の歯質 16~40は経過観察をしていく 41以上は要治療となります

 

4.レントゲン写真

歯と歯の間のむし歯を見つけるのに大事な検査です。むし歯ができている歯は、レントゲン写真で黒くうつります。むし歯の確定診断に使います。レントゲン写真は他にも歯周病の進行や歯の破折、根っこの病気の確認にも使われます。

 

5.歯科用CT写真

歯科用CTは精度が高く、小さな虫歯や、虫歯がどこまで広がっているか細かく見ることができます。その他にも骨の状態や歯の根っこの形態など細かく見ることができます。従来のレントゲン写真(デンタルX線写真・パノラマ写真)は2次元画像で表示されます。しかし歯の形態や、顎の骨の形態は複雑で平面的な(2次元の)画像から100%把握することは難しいです。そこでCTが必要になります。

CT画像は従来の2次元的な画像と違い3次元で立体的に表示されます。 それにより複雑な歯の形態・顎の骨の形態・神経の位置・病巣の広がり方など様々な情報をより鮮明に正確に把握できます。

歯医者 諫早 むし歯

むし歯が気になる方がいたらぜひご相談ください。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科

電話番号 0957-43-2212

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