こんにちは。諫早ふじた歯科・矯正歯科です。
みなさん【キシリトール】がどういうものか知っていますか?
キシリトールは歯を強くするのに効果的です。
CMや店頭で見たことや聞いたことがあってなんとなく歯に良いイメージがあるでしょうか?
なんとなくは知っていてもどんなものか知らない方も多いと思います。
今回は【キシリトール】について色々な面からご紹介していきます!!
★キシリトールとは★
キシリトールとは糖アルコールの一種であり、砂糖と同じくらいの甘味がありながら
低カロリーなのが特徴の天然甘味料です。
コーンハスク(とうもろこしの皮)やイネの殻などから抽出や製造され
歯科製品、食品添加物、ダイエット食品などに広く利用されます。
★歯への影響★
キシリトールは歯垢の形成を抑制し、口内の細菌の増殖を防ぐ効果があります。
特にカリエス性の細菌の繁殖を抑制する効果があり、これにより虫歯の発生を抑えることが期待されます。
最近は歯磨き粉やガム、キャンディーなどキシリトール入りの歯科製品は多くあります。
★血糖値の上昇を防ぐ★
砂糖と比べキシリトールは急激な血糖値の上昇を引き起こしません。
その為糖尿病の患者さんの食事や飲み物にキシリトールが利用されることがあります。
★ダイエットにいい!?★
砂糖が1グラム当たり4kcalに対しキシリトールは1グラム当たり3kcalとあまり大差はありませんが、
キシリトールの方が低カロリーです。
キシリトール入りのガムなどを噛むことで満腹中枢を刺激して空腹感を緩和することができるので、
ダイエットに繋がるかもしれません。
★口臭改善★
キシリトールは口内の細菌の増殖を抑制します。特に歯垢を形成する細菌の繁殖を抑制し、
口腔内のバランスを保つことで口臭予防をすることができます。
また、唾液の分泌を促進する働きがあります。
適切な唾液量は口腔内の清掃を助け、口臭を軽減する役割を果たします。
★注意点★
キシリトールの過剰摂取は腹痛や下痢の原因となることがあります。
適切な量を守り、製品によって指示に従うことが重要です。
キシリトールには歯の健康促進など様々な健康上のメリットを持つ甘味料です。
最近はキシリトール入りの製品が多く販売されており手軽に誰でも手にすることができます。
ただし、たくさん摂取すればいいというわけではありません。適切な摂取量を守りながら利用することが大切です。
基本的な歯磨きや健康的な食事を前提にプラスアルファで取り入れられるといいですね♪♪