2022/05/13

虫歯菌 母子感染について

こんにちは!長崎県 諌早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」 です。

 

今回は 母子感染 (巣直感染) の話です

 

先日、患者様より「むし歯も感染するのは本当ですか?」と質問を受けました。

結論からいうと・・・むし歯菌は感染します。

母親から子供へ感染するのがもっとも多いと言われています。

お母さんのむし歯菌が子供に感染する母子感染が問題になっています。

授乳時期はお子様の将来のお口の健康にとって、とても大切な時期です。

 

諌早ふじた歯科・矯正歯科

 

そこで、どうすればいいのか?対策方法の豆知識を公開します!

・母子感染を防ぐためには

 

口移しでものを食べさせたり、大人が使った箸で赤ちゃんに食事をさせたりすると、ミータンス菌などの細菌が増えてお口の中の病気の原因となる事があります。生後1才半から3才がむし歯菌の住み着く時期です。しかし、子どもとのスキンシップを止めることはありません。なによりも、お母さんのむし歯の治療や予防が大切なのです。

 

・赤ちゃんの歯は、もうできている!

 

7週目ごろから意識してしっかり栄養を!

 

赤ちゃんの歯は、妊娠7週目になると、歯の「芽」ができてきます。そして、4ヶ月頃になると、歯にカルシウム分が沈着し、少しずつ硬い歯になっていきます。歯はいったんできあがると、後でいくら栄養分をとっても、その栄養をとりいれてくれません。ですから、7週目頃から意識してしっかりと栄養をとるようにします。丈夫な歯を赤ちゃんにプレゼントするため、カルシウムやビタミン、良質なたんぱく質などをバランスよくとりましょう。十分に栄養を吸収した良い良質の歯を持つ赤ちゃんは、生まれながらにむし歯になりにくい歯質になります。むし歯になる4つの要素の1つ「歯質」の問題を解決してください。

 

・妊娠5〜7ヶ月の安定期に積極的に歯科検診を受けましょう!

 

妊婦さんが歯科検診を受けるのに最も適しているのは妊娠5〜7ヶ月(20週~28週)の安定期です。

 

歯科検診を受ける時は..

・母子手帳を提示してください。

・産婦人科の主治医から特に注意されていることがあれば、必ず歯科医に伝えて下さい。

・つわりなどで体調の悪いときは受診を避けましょう。楽な態勢で検診を受けましょう。

・時間がかかる場合、なるべくたくさん休憩を取ってもらうようにしてください。

 

歯科検診では、歯の状態を調べるためにレントゲン撮影を行うことがあります。「レントゲン写真を撮っても大丈夫?」と心配されるのは当然ですが、妊娠15週以降になると、赤ちゃんがレントゲンの影響を受けることはほとんどありません。さらに、鉛のエプロンをつけるので心配ありませんが、かかりつけの先生とよくご相談ください。また「薬を飲んでも大丈夫?」と心配されると思いますが、薬についても産婦人科の主治医と、かかりつけの歯科医によく相談してください。

 

お子さんのお口の中の健康のためにも、ぜひ検診にいらして下さい。

母子垂直感染に関してはこちら

気になる事がございましたら、お気軽に「諫早ふじた歯科・矯正歯科」のスッタフまでお尋ね下さい。

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科