諫早市で歯医者をしている「諫早ふじた歯科・矯正歯科」の理事長 藤田です。
2024年度現在のインプラントの費用のお話です。
目次
■インプラントの費用は全部でいくらかかる?
インプラントは、入れ歯やブリッジとは異なる点が多々あるため、費用に関しても不安に感じることが多いかと思います。とくに、インプラント治療の費用は全部でいくらかかるのかは、事前に把握しておきたいものですよね。そこで今回は、インプラント治療の費用相場について簡単にご説明します。
▼インプラントの費用相場
インプラント治療の費用は、1本あたり350000~450000円程度 (プラス消費税)に設定している歯科医院が多いです。インプラントは原則として自費診療となるため、歯科医院によって料金が大きく異なります。東京などの都市圏の場合は比較的高く、地方に行けば行くほど安くなる傾向はあります。また悪くなった歯を抜歯して即時にインプラントを埋入した場合や、その日に仮の歯まで装着した場合は、別に費用がかかる場合が多い様です。
全国的な費用相場よりも極端に安い、あるいは極端に高い場合は、きちんと内訳等を確認しましょう。これはインプラント埋入手術代から2次手術、型取り、被せ物まで含めた費用相場です。
▼インプラント治療の費用に含まれる内容
インプラント治療の費用には、いろいろな処置内容が含まれています。具体的には、人工歯根であるインプラントとそれを顎の骨に埋入するための手術費、仮歯や型取り、アバットメントの費用などが含まれます。人工のさし歯に当たる上部構造は、別途費用が発生するケースも珍しくありません。また、インプラントを埋入する顎の骨が十分にある場合は問題ありませんが、骨の量が足りない場合はより高度な技術が必要となりますので、そのための費用が加算される場合が多いです。
事前の精密検査の費用も含まれている場合と含まれていない場合がありますので、あらかじめしっかり確認しておきましょう。
▼全部でいくらかかるかを確認することが大切
インプラント治療で後悔しないためには、費用が全部でいくらかかるのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。治療が終わってから想定していた額よりも高い費用を請求されたら、戸惑ってしまいますよね。そこで注意していただきたいのが以下のポイントです。
▼極端に安いインプラント
インプラント治療では、チタン製の人工歯根やセラミック製の上部構造など、原材料費だけでもかなり高額なものを使用します。そのためインプラント治療全体ではそれなりの費用がかかるのですが、歯科医院によっては極端に安いインプラント治療を提供しているところもあります。
患者様からすると、治療にかかる費用は安いに越したことはありませんが、極端に安い場合は注意が必要です。
◎極端に安い理由
インプラントの費用が極端に安い場合は、費用の総額ではない可能性が高いです。例えば、インプラント1本100,000円で治療します!という歯科医院があったとして、全国的な相場と比較するとかなり低い値段なのでとても魅力的にうつることかと思いますが、人工歯根の値段しか含まれていないことも多いです。つまり、精密検査や上部構造の製作費などが別途かかることで、結局は350000~450,000円程度になってしまうのです。
もしくは、人工歯根であるフィクスチャーの素材に質の低いものを使うことで、治療費を極端に下げているところもあります。ただ、人工歯根というのは顎の骨に直接埋め込む「人工臓器」の一種といっても過言ではないため、できる限り安全性の高い材料を選択した方が良いといえます。
▼インプラント治療後のメンテナンスもお忘れなく
インプラントの総額については上述した通りですが、治療が完了した後も定期的にメンテナンスを受けなければならない点にご注意ください。当然ですが治療後のメンテナンスの費用は、インプラントの総額とは別で支払うことになります。とはいえ、1回あたり数千円程度なので、年間ではそれほど大きな負担になることはありません。
▼まとめ
このように、インプラントの費用は1本当たり全部で350,000~450,000円程度かかるのが一般的です。手術の際に骨造成術などを行うと、それだけ費用も高くなります。いずれにせよ、カウンセリングや検査を受けた後の説明の段階で、料金についてきちんと確認しておきましょう。見積もりをしっかり立てていただくことも必要ですね。諫早ふじた歯科・矯正歯科までご相談いただければ、インプラント手術を実施する前にきちんと費用の内訳等をご説明します。
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医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科