長崎県諫早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」の藤田です
ハニカミニュース4月号が出来ました。今回はブラッシングの方法に関してです。
歯周病予防に効果的なブラッシング法を復習しましょう
歯周病を予防するには、歯垢(プラーク)を減らす「プラークコントロール」が必要となります。 プラークコントロールには自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、どちらも大切です。 つまり歯科医院でどれだけ歯垢を除去しても、自宅でしっかりブラッシングしなければ、歯周病は予防できません。
プラーク(歯垢)のつきやすいところは特に注意してみがきましょう
「歯と歯の間」、「歯と歯肉の境目」、「かみ合せの面」はプラークがつきやすいところです。 これらの部位に歯ブラシの毛先が届くように意識してみがきましょう。また、歯と歯の間の歯垢は歯間清掃用具 (デンタルフロス、歯間ブラシ)も併用すると効果的に歯垢を除去することができるので、活用しましょう。
長く時間をかけて磨いたとしても歯ブラシが当たっていない場所があれば その場所は磨けていないことになります。 そのため、時間をかけることより大切なのは順番を決めることです。
つい前歯から、奥歯からと磨きやすい場所から磨き始めて しまいますが順番を決めましょう。
右利きの人は、右図のような動きが良いとされています。 左利きの人は左からと順番を決めると磨き残しがなくなります。
必ず、この順番ということではありませんが 自分自身で覚えやすく手を動かしやすい順番を決めてください。
もう一度確認します。歯磨きのポイントとしては、
1、歯の裏側、表側、かみ合わせの面と分けて磨くようにしましょう。
2、磨き残しをしないように、順番を決めて磨きましょう
ブラッシングのポイント
歯みがきには「毛先の当て方」、みがく時の「力加減」、「動かし方」の 3つのポイントがあります。この3つのポイントを意識しながらみがきま しょう。1ヶ所20回以上みがくようにしましょう。
ブラッシング法
・ 歯の表面を磨くときは、歯ブラシを歯に対して直角に当てて小刻みに動か して磨きましょう。
・ 歯と歯の間を磨くときは、歯ブラシを横にして磨き続けるだけではなく、 縦にして動かすことで磨き残しが少なくなります。歯と歯の間は磨きにくい 部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう。
・ 歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を磨くときは、歯ブラシを斜め45度にし、毛 先を軽く入り込ませるように磨きます。丁寧に優しく磨くのがポイントです。
バス法
歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯 ブラシの毛先を当て、左右に小刻みに ブラッシング。歯垢の除去と歯ぐきの マッサージ効果がある。
スクラビング法
歯の面に歯ブラシの毛先を0度の角 度で当て、左右に小刻みにブラッシン グ。奥歯の裏側や嚙み合わせ面の歯 垢の除去に適している。
いずれにせよ、自分に合ったやり方で 時間をかけて磨くことをお勧めします。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科