■インビザラインで矯正が失敗する原因とは?
長崎県諫早市の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」理事長の藤田です
社会人になってからでも受けやすい「インビザライン矯正」は、あまりにもメリットが多いので、失敗するリスクもきちんと把握しておきたいものですよね。そこで今回はインビザライン矯正で失敗するのはどんなケースなのか、その原因・理由も含めて詳しく解説します。
▼最も多いのは「装着時間の不足」
インビザライン矯正で失敗する原因として最も多いのは、マウスピースの装着時間の不足です。インビザラインのマウスピースであるアライナーは、1日20時間以上装着しなければなりません。それが例えば、1日18時間であったり、19時間であったりといったケースが月に1~2回ある程度であれば、治療計画に大きな乱れは生じません。
問題となるのは丸1日マウスピースの装着をサボってしまったり、装着時間が20時間を下回る日が何日も続いてしまったりするケースです。マウスピースの装着を怠ると、歯が目的としている方向へと移動しないどころか、元の位置へと戻っていってしまうため、治療に与える悪影響がとても大きくなってしまうのです。
▼保定処置を装着しない
マウスピースによる動的治療(どうてきちりょう)をしっかりやり切っても、その後の保定処置をきちんと装着しなければ、歯が元の位置へと戻って矯正そのものが失敗に終わります。インビザラインのアライナーによって歯並びが美しくなると、それだけでもう満足してしまう人も少なくないのですが、その美しさを確実なものにするためにも保定処置まできちんとやり切りましょう。
▼まとめ
今回は、インビザラインで失敗する主な理由・原因を2つほど挙げさせていただきました。実際にはもっとたくさんの原因がありますので、気になる方は当院にご相談ください。インビザラインのカウンセリングの際に、より詳しく、より分かりやすくご説明します。とはいえ、インビザラインはきちんとした診断・治療計画の立案を行えば、ほとんどのケースで失敗することはありません。
長崎県諫早市多良見町中里129-14
医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科