2023/05/09

歯医者のクリーニングの通院頻度

歯医者のクリーニングの通院頻度について

長崎県諫早市多良見町の歯医者 「諫早ふじた歯科・矯正歯科」の理事長の藤田です

最近では美容の一環として、歯医者のクリーニングを受けている人も増えてきました。ヘアケアやスキンケアと同じように、歯のクリーニングも定期的に受けることで、口元の美しさを維持しやすくなります。今回はそんな歯医者のクリーニングを受ける適切な頻度について簡単にご説明します。

歯周病治療の歯周病安定期治療とは違いますので、その辺はご理解ください

諫早 歯医者 諫早ふじた歯科・矯正歯科 PMTC

▼保険のクリーニングは3ヶ月に1回程度

 

歯医者のクリーニングは、保険診療のものと自費診療のものとがあります。保険診療の場合は、3ヶ月以上の期間をあけるのが一般的です。これは歯のクリーニングが定期検診の一環として行われるためであり、特別な理由がない限り3ヶ月以上は期間をあけなければならないからです。ただ、この頻度が歯の美しさを維持する上で最適といえるかといったら、必ずしもそうではありません。歯が持つ本来の白さを常に維持したいという方は、もう少し高頻度に歯医者のクリーニングを受けても良いといえます。

 

▼自費のクリーニングは1~2ヶ月に1回程度

 

口元の審美性への関心が高く、常に健康的で美しい歯を保っておきたい方は、1~2ヶ月に1回くらいの頻度で歯医者のクリーニングを受けても良いでしょう。PMTC(ピーエムティーシー)と呼ばれる自費のクリーニングは、歯を機械的に清掃する処置であり、頻繁に施術を受けたからといって歯が傷つくようなことはありません。あくまで歯の表面に付着した汚れを安全な形で除去するにとどまるため、繰り返し受けても何ら問題はありません。

 

▼歯のクリーニングを高頻度に受けた方が良い人

 

次に挙げるような人は、歯医者のクリーニングを高い頻度で受けた方が良いといえます。

 

◎喫煙習慣のある人

 

タバコを習慣的に吸っている人は、歯の表面にヤニが付着しやすいです。歯の黄ばみも目立つことから、1ヶ月に1回くらいの頻度で通院しても良いといえます。もちろん、禁煙や減煙できるのであればそれに越したことはありませんが、タバコの本数をいきなりゼロにするのは難しいという方が多いかと思います。そうしたケースでは、高頻度にクリーニングを受けるとともに、喫煙によって発症リスクが大きく上昇する歯周病にかかっていないかも定期的にチェックすることをおすすめします。

 

◎コーヒーや紅茶を毎日飲む人

 

コーヒーや紅茶、緑茶というのは、それ自体が体に悪い影響を及ぼすものではありません。ですから、タバコのように積極的に控える必要もないのですが、歯の着色という観点からは悪影響が大きく、注意が必要な飲み物といえるでしょう。仕事や勉強の合間にコーヒーや紅茶を飲むことで、疲れやストレスが軽減している方も多いですよね。そうしたケースも比較的高頻度にクリーニングを受けた方が良いといえます。その他、カレーや中華料理といった着色性の強い料理を好んで食べている人も同様です。

 

◎歯磨きに自信のない人

 

普段から磨き残しが多く、歯垢や歯石がたまりやすい人も高い頻度でクリーニングを受けた方が良いといえます。定期検診やメンテナンスでは毎回ブラッシング指導を行いますが、歯磨きの方法をすぐに改善できる人もそれほど多くはありません。時間をかけて正しいケア方法を身に付けつつ、歯の汚れもクリーニングでしっかり落としていきましょう。

 

▼まとめ

このように、歯医者のクリーニングは保険であれば3ヶ月に1回程度、自費で受ける場合や汚れが付きやすい場合は、1~2ヶ月に1回くらいの頻度で受けるのがおすすめです。これまで歯医者のクリーニングで通院した経験がない方は、どれくらいの頻度が適切なのかもわからないかと思いますので、まずは当院までお気軽にご連絡ください。

歯周病治療が目的の、歯周病安定期治療は1ヶ月から3ヶ月の間隔で受診が可能です

 

長崎県諫早市多良見町中里129-14

医療法人 夢昂会 諫早ふじた歯科・矯正歯科